温泉施設の裏側

温泉施設のピット階とは?|配管が走る地下空間と浸水の危険性

温浴施設の建物には、お客様が一生足を踏み入れることのない階があります。浴室の真下に広がる「ピット階」です。ピットとは、建物の基礎部分に設けられた地下空間のこと。ここには、浴槽へお湯を送り、また戻すための配管が張り巡らされています。天井が低く...
安全衛生管理

温泉施設の嘔吐物対応|ノロウイルス対策と次亜塩素酸ナトリウムの作り方

温浴施設で働いていると、避けられない対応のひとつが嘔吐物(吐瀉物)の処理です。浴室で、脱衣所で、あるいは休憩処で——お客様が吐いてしまう場面は、決して珍しいことではありません。この対応は、単に「片付ける」だけでは済みません。原因によって声の...
温泉施設の裏側

温泉の吸い込み口と吐き出し口とは?|吸込事故とキャビテーションの危険性

浴槽の壁や底に、丸いフタのような金具が付いているのを見たことはないでしょうか。あるいは、湯の中で「ゴボゴボ」と水が出ている場所。あれが、循環式浴槽の「吸い込み口」と「吐き出し口」です。普段は誰も気に留めない設備ですが、実はこの2つ、温浴施設...
温泉について学ぶ

温泉の濁度と色度とは?|白濁の正体と水質基準を現場スタッフが解説

温泉に入ったとき、お湯が白く濁っていたり、茶色っぽく色づいていたりすることがあります。「これって汚れているんじゃないの?」と不安になる方もいれば、「濁り湯こそ本物の温泉だ」と喜ぶ方もいます。実はこの「濁り」と「色」、温泉の世界ではきちんと数...
温泉について学ぶ

温泉の浴感とは?|ツルツル・トロトロ・ピリピリの正体を解説

温泉に入った瞬間、「うわ、このお湯やわらかい」「なんだかツルツルする」と感じたことはないでしょうか。逆に、「ちょっとピリピリするな」「キシキシした感じがする」と思ったこともあるかもしれません。この、お湯に触れたときの肌ざわりや質感を、温泉の...
安全衛生管理

温泉の換水とは?|法令で決まる頻度と緊急換水の判断基準

温浴施設の裏側で、日々もっとも手間と時間をかけている作業のひとつが「換水(かんすい)」です。浴槽のお湯をすべて抜き、清掃し、新しく張り直す——文字にすると単純ですが、大きな浴槽をいくつも抱える施設では、これは一日仕事になります。換水は、施設...
安全衛生管理

温泉施設で塩素が上がらない!|原因8つと現場の対処法を現場スタッフが解説

浴槽の残留塩素を測ったら基準を下回っていた——温浴施設で働いていると必ず直面する場面です。塩素は入れているはずなのに数値が上がらない。焦って追加投入したくなりますが、まずやるべきは原因の切り分けです。残留塩素が不足した状態は、レジオネラ属菌...
温泉施設の裏側

温泉施設の貯湯槽と受水槽とは?|法令ルールとトラブルを現場スタッフが解説

温浴施設の裏側には、お客様が目にすることのない大きなタンクがいくつも並んでいます。その代表が「貯湯槽(ちょとうそう)」と「受水槽(じゅすいそう)」です。前者はお湯を、後者は水道水や源泉をためておくタンクで、どちらも施設の営業を根本から支えて...
温泉施設の裏側

温泉設備の仕組み完全ガイド|ろ過・加温・消毒・循環設備をわかりやすく解説

温泉設備は、お客様から見えない場所で丸一日働き続けています。ろ過器、循環ポンプ、熱交換器、ボイラー、薬注装置、貯湯槽、膨張タンク――。これらの設備が正常に機能しているからこそ、私たちは安全で快適な温泉を楽しむことができます。しかし、多くの方...
入り方・サウナ

チムジルバンとは?|韓国式サウナと日本の温泉の違いをよくある誤解とあわせて現場スタッフが解説

「チムジルバン」という言葉を、韓国ドラマや旅行番組で耳にしたことはないでしょうか。館内着を着た人たちが広間でごろごろしたり、タオルを羊の角のように巻いて写真を撮っていたり——あの独特の空間が、韓国の代表的な入浴文化であるチムジルバンです。近...