安全衛生管理

温泉の集毛器(ヘアキャッチャー)とは?|毎日の洗浄が必要な理由と手順

浴槽のお湯は、吸い込み口から吸い上げられ、ろ過器を通ってきれいになり、再び浴槽へ戻ってきます。この循環の道すじで、ろ過器の手前に置かれているのが「集毛器(しゅうもうき)」——ヘアキャッチャーです。名前のとおり、髪の毛を捕まえるためのカゴです...
安全衛生管理

温泉の薬注装置と薬液タンクとは?|塩素注入の仕組みとノズル洗浄の注意点

浴槽の残留塩素は、スタッフが手作業でひしゃくを使って入れているわけではありません。多くの温浴施設では、機械室に設置された「薬注装置」が、決められた量の次亜塩素酸ナトリウムを自動で注入し続けています。この装置と、薬液を貯めておく「薬液タンク」...
悩みトラブル

温泉の浴室に持ち込んではいけない物とは?|スマホ・本・飲食物がダメな理由

「ちょっとスマホで動画を見ながら湯船に浸かりたい」「サウナで本を読みたい」「ワイヤレスイヤホンで音楽を聴きながら整いたい」——気持ちは分かります。実際、そう考えて浴室へ持ち込もうとする方は少なくありません。しかし、温浴施設のほとんどは、入浴...
悩みトラブル

温泉にアクセサリーはつけたまま入っていい?|変色の理由と落とした時の対処法

温泉に入るとき、指輪やネックレスをどうするか——意外と悩ましい問題です。「外すのが面倒」「結婚指輪は外したくない」「小さなピアスくらいなら大丈夫だろう」。そう考えて、そのまま入ってしまう方は少なくありません。ところが、温泉とアクセサリーの相...
温泉施設の裏側

温泉施設のピット階とは?|配管が走る地下空間と浸水の危険性

温浴施設の建物には、お客様が一生足を踏み入れることのない階があります。浴室の真下に広がる「ピット階」です。ピットとは、建物の基礎部分に設けられた地下空間のこと。ここには、浴槽へお湯を送り、また戻すための配管が張り巡らされています。天井が低く...
安全衛生管理

温泉施設の嘔吐物対応|ノロウイルス対策と次亜塩素酸ナトリウムの作り方

温浴施設で働いていると、避けられない対応のひとつが嘔吐物(吐瀉物)の処理です。浴室で、脱衣所で、あるいは休憩処で——お客様が吐いてしまう場面は、決して珍しいことではありません。この対応は、単に「片付ける」だけでは済みません。原因によって声の...
温泉施設の裏側

温泉の吸い込み口と吐き出し口とは?|吸込事故とキャビテーションの危険性

浴槽の壁や底に、丸いフタのような金具が付いているのを見たことはないでしょうか。あるいは、湯の中で「ゴボゴボ」と水が出ている場所。あれが、循環式浴槽の「吸い込み口」と「吐き出し口」です。普段は誰も気に留めない設備ですが、実はこの2つ、温浴施設...
温泉について学ぶ

温泉の濁度と色度とは?|白濁の正体と水質基準を現場スタッフが解説

温泉に入ったとき、お湯が白く濁っていたり、茶色っぽく色づいていたりすることがあります。「これって汚れているんじゃないの?」と不安になる方もいれば、「濁り湯こそ本物の温泉だ」と喜ぶ方もいます。実はこの「濁り」と「色」、温泉の世界ではきちんと数...
温泉について学ぶ

温泉の浴感とは?|ツルツル・トロトロ・ピリピリの正体を解説

温泉に入った瞬間、「うわ、このお湯やわらかい」「なんだかツルツルする」と感じたことはないでしょうか。逆に、「ちょっとピリピリするな」「キシキシした感じがする」と思ったこともあるかもしれません。この、お湯に触れたときの肌ざわりや質感を、温泉の...
安全衛生管理

温泉の換水とは?|法令で決まる頻度と緊急換水の判断基準

温浴施設の裏側で、日々もっとも手間と時間をかけている作業のひとつが「換水(かんすい)」です。浴槽のお湯をすべて抜き、清掃し、新しく張り直す——文字にすると単純ですが、大きな浴槽をいくつも抱える施設では、これは一日仕事になります。換水は、施設...